最初に感じたこと。
自分が最初に感じたものを、逃さないように。
ひと、声、匂い、味、色、音、作品、品物、店、風景、食べ物、その他たくさん。
それらに初めて触れた時の、「いい」「いやだ」「楽しい」「辛い」「面白い」「つまらない」「嬉しい」「悲しい」等などが、
あとから入ってくる、「他のひとの気持ちや感想」「それがどれ程流行っているか」「ランキング」「世間の評価」「偉いひとの意見」等などの、ほかの何かに変えられてしまわないように。
もし変わっても、最初に自分が感じたことを思い出せるように。
たとえ大好きなひとの感じ方でも、それは自分のものではないのだから。