大川 七瀬 好きな顔。

好きな顔というのがあります。

女子、男子ともに好ましいと思う顔。
私はこれがまわりに知れ渡っているので(特に一緒に働いているメンバー)、そんな感じのひとと遭遇すると、

「あ、この子の顔好きでしょ」
「こういうひと好きでしょ」

とすぐ、言われます。そして大体においてそのとおりです。

けれど最近、ちょっとそれには当てはまらないひとのファンになりまして。
なんでだろうと首を捻っていた所、はたと思いつきました。
このひとの「性質」が好ましそうなんだなと。

実際にお会いした方ではないので想像でしかないのですが、
人柄というか本質は、どんなに隠してもにじみ出てしまうものだと、最近とみに思います。
例えるなら、氷と分からないように覆いをしても、「冷たい」という事が伝わってくるように。
お湯が蓋をしても、「あたたかい」という熱が伝わってくるように。

どんなに上手に隠してもそのひとの、冷たさもあたたかさも、感じてしまうもので。

冷たいのが悪い訳ではなく、怜悧と捉えられる可能性もあるし、暖かければ良い訳ではなく、生ぬるいと感じ時もあるでしょう。

今、私はちょうど、そのファンになったひとから伝わる何かを、
「好ましい」と感じる状態にあるんだなと、ぼんやりと考えた秋の夜でした。

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